診療内容
当院は保険診療と自費診療を行っております。
ニキビやイボ、じんましんなど一般的な症状から、傷の湿潤治療(うるおい治療)にも力をいれています。痛みの少ない処置やより綺麗に治る方法を、患者さんひとりひとりに合わせて選択します。
一部の施術には予約が必要です。施術のご予約に先立ち、診察を受けていただきます。
皮膚科の治療内容
ニキビ
毛穴が角質成分でふさがれた状態が、いわゆる「黒ニキビ」「白ニキビ」です。ここに、皮脂分泌の増加や細菌感染などが加わると、毛包が膨らみ、炎症を起こして「赤ニキビ」となります。
イボ
皮膚にできた小さい傷などから、ヒトパピローマウイルスというウイルスが感染し、イボを作ります。手や足の指、膝などにできるいぼは、固く表面がざらざらした突起物として認められます。
水イボ
水イボは、ポックスウイルスが皮膚に感染して生じる、通常数mm以下の白く滑らかな表面をもったイボです。主に子供で発症します。
首のイボ(アクロコルドン)
年齢とともに、首やわきの下に小さなイボが出来て、だんだんと数が増えてくることがあります。襟のあいた洋服を着た時に見えたり、タートルネックを着るとちくちくしたり、ネックレスが引っ掛かったりして気になる、という方も多くいらっしゃいます。
じんましん(蕁麻疹)
じんましんは、虫さされのような赤いふくらみが皮膚に出現する症状で、強いかゆみを伴います。皮膚だけでなく口やのどの粘膜・腸管にも生じることがあり、この場合呼吸困難や下痢をきたします。
とびひ(伝染性膿痂疹)
あせも・虫さされ・湿疹などを引っ掻いてできた傷や擦り傷などに細菌が感染して水疱ができ、水疱内に含まれた細菌の作る毒素が周囲に「飛び火」して、周辺や離れた部位にも新たな水疱を作ります。
虫さされ
蚊・ブヨ・アブ・蜂などの昆虫に刺されて生じます。刺された直後からかゆみや赤みが生じる場合と、翌日以降に症状が出て、ひどく腫れたり、水ぶくれになったりする場合があります。
帯状疱疹・ヘルペス
子供のころにかかった水ぼうそうのウイルスが神経節に潜み、再度活性化して発症します。疲労やストレス、免疫抑制剤の投与などによって引き起こされる免疫力の低下に伴い、症状が出ることが多いようです。
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は、アレルギー症状を起こしやすい体質を基礎とし、皮膚にさまざまな刺激が加わってかゆみを伴う症状です。症状は、良くなったり悪くなったりを繰り返し、長期間に渡ることがほとんどです。
多汗症
汗は誰でもかくものですが、汗の量が特に多く、日常生活において支障をきたす状態を「多汗症」と呼びます。多汗症は、汗の量で診断されるわけではなく、汗が多くて困っているか、自覚症状があるか、という患者さんの主観で多汗症と判断されます。人により症状の強い場所は異なり、ワキや手のひら、足裏など局所に汗が出る方、全身に汗をかく方など様々です。
形成外科の治療内容
傷の湿潤治療(うるおい治療)
「傷ができたら、消毒して乾かしましょう」このフレーズ、誰でも一度は耳にしたり、口にしたことがあるのではないでしょうか。ところがこの方法、実は完全なる間違いで、正解は「傷を消毒しない、乾燥させない」です。
やけど
やけどは極めて身近なけがのひとつです。最近は、多くのやけど患者さんが、受傷直後に流水で患部を冷やしてから受診したり、保冷剤で冷やしながら病院に来てくださったりします。
ほくろ(切除・レーザー治療)
「ほくろ」と一口に言っても、その種類は様々です。形も丸いものや、楕円形をしたもの、膨らんだものや平らなものなどなど。さらにほくろの色まで含めるとバリエーションに富んでいます。
皮膚のできもの
「おできができました」という訴えで受診される患者さんはたくさんいらっしゃいます。一般的に、赤く腫れて盛り上がった状態、皮膚にできたしこりやふくらみなどは、すべて「おでき」という言葉で表現されているようです。
陥入爪(かんにゅうそう)
爪が周囲の軟部組織(いわゆる「肉」)に食い込んだ状態です。食い込んだ爪を部分的に除去するのみで炎症が鎮静化する例が大半を占めますが、症状によっては根治手術が必要になる場合があります。
切り傷
切り傷にも、鋭い刃物で切った傷から、角にぶつけてパクッと割れるように切れた傷まで、さまざまです。 切ったところから出血しているときには、切ったところをまずはしっかり圧迫しましょう。