狭くなったピアス孔の拡張
過去に安定して使えていたピアス孔は、長らく未使用であっても、ふさがらずに残っている場合が少なくありません。とは言え、孔は狭くなっていることが多く、ここに無理やりピアスを通そうとすると、トラブルの元になります。
当院では「古いピアス孔が残っているかどうか見てほしい」「昔のピアス孔を使えるなら再生したい」という患者さんのために、ピアス孔を拡張する処置を行っています。
まずは、古いピアス孔がどのような状態かを診察いたします。保険治療が必要となる場合もあるため、受診は当日順番予約でご来院ください(注:事前日時予約「ピアス孔作成」メニューの対象ではありません)。
孔の拡張が可能な状態であることを医師が確認できた場合は、シリコンチューブもしくはダンベル型のシリコンピアスで狭くなった孔を広げる処置を受けられます(処置は当日受けられない場合もあることをご了承ください)。
シリコンチューブやシリコンピアスは2~4週間留置した後抜去します。その後は通常のアクセサリーピアスを使用できるようになります。
症例写真
左:シリコンチューブによるピアス孔の拡張
右:シリコンピアスによるピアス孔の拡張
考えられる合併症・トラブル
炎症、出血、痛み、シリコンチューブやピアスの脱落
シリコンチューブ・ピアス抜去後の孔の再狭窄
狭くなったピアス孔拡張の料金(税込)
処置料: シリコンチューブ留置
片耳 3,300円
両耳 5,500円
シリコンピアス留置
片耳 4,400円
両耳 7,700円
※別途、自費診察料、麻酔料(必要に応じ)が必要です。
※その他必要に応じて院内処方薬(990円~)が出ます。