文京区小石川、春日駅・後楽園近くの形成外科・皮膚科。女性医師が、こどもから大人まで、皮膚のトラブルに幅広く対応いたします。

巻き爪の治療

巻き爪の矯正

爪が横方向に巻いている状態を、巻き爪といいます。

巻き爪が進行すると、爪は前方に伸びにくくなり、厚みを増す方向に成長してしまいます。さらに巻き爪で爪が爪床から浮いてくると、爪は乾燥し、固くなっていきます。巻き爪による痛みは、歩いたときに爪の縁が周囲の肉や皮膚に刺さることが原因です。

日常の生活では痛くなくとも、旅行に行って長く歩いたり、激しい運動をしたり、誤って足を踏まれたりすると、爪の縁が周囲の組織を傷つけて、痛みが出ます。巻き爪治療の基本は、変形した爪の矯正で複数の方法があります。

VHO(3TO)法(自費治療)

VHO法は、ドイツで開発された巻き爪の保存的治療方法で、下記の用語の頭文字をとって名付けられました。

Virtuose(熟達した)
Humane(人間的、痛みが少ない)
Orthonyxie(真っ直ぐな正しい爪)

爪の側方にワイヤーをかけ、食い込んだ部分を引き上げることで巻き爪変形を矯正し、痛みを取り除きます。爪の伸びていない場合や、変形が爪の根元に近い位置から生じているような難しい巻き爪の治療にも適しています。

この方法は、ワイヤーの付け替えを行いながら、爪の根本に近い部分でゆっくりと矯正するので、より確実な爪の修復が可能です。麻酔の必要もなく、治療当日から日常生活に支障なく装着できるのが魅力です。

マチワイヤ(自費治療)

町田英一博士 が開発した、超弾性ワイヤーを用いて爪を矯正する方法です。

爪の先端にワイヤーを入れるため、爪をある程度伸ばしておくことが必要です。爪を傷めないように数日から数週間かけて矯正していき、その状態を数ヶ月保つことで変形した爪を治します。

爪が伸びてくると靴に当たるようになるため1.5~2ヶ月おきにワイヤーの入れ替えが必要です。

足と靴の医学 / 整形外科医師 : 町田英一

マチワイヤによる巻き爪治療の経過 マチワイヤ

① 治療前
右第一趾の巻き爪変形です。患者さんは歩行時に違和感があり、時々痛みも生じるとの訴えでした。爪には十分な長さがあったため、マチワイヤによる矯正を行いました。

② 治療開始後3ヶ月
爪の先端が開き、巻き爪変形が改善しています。すでに歩行時の違和感や痛みは消失していましたが、内側(写真では右側)のカーブがまだやや強かったため、治療を継続しました。

③ 治療開始後6ヶ月
爪のカーブが全体的に緩やかになりました。治療終了です。

BSスパンゲ(自費治療) ※現在休止中

爪の表面に特殊なプラスチックの板を貼り付け、板の張力で巻き爪を矯正する方法です。爪を伸ばしておく必要はありません。 張力は徐々に低下するため、1~2ヶ月おきにプラスチック板の張り替えが必要です。矯正力はワイヤーに劣るものの、比較的安価に施行でき、目立ちにくいため整容的にも優れています。

自費診療料金

自費診療 料金表