私は、自他も認めるインドア派。体を動かすこと自体はそれほど嫌いじゃないけれど、自分がスポーツの神様に愛されていないことは子供のころから承知しています。特に「走る」という行為については苦手意識が強く、学生時代に気が向いて早朝ランに挑戦するや否や自宅近隣で派手に転倒し、転び方が悪くて首の筋を違えた経験もトラウマになって、『私は用もないのに走ってはいけない人種に違いない』と固く信じて今に至ります。
逆に「走れるひと」への憧憬と尊敬の念も強く、友人知人がどこぞのマラソン大会に出たという報告をSNSに挙げると、スマホの前でひれ伏して尊敬の念を表したくなるほどです。すごい、すごすぎるよyou!!
さて、そんな風に日ごろ崇め奉っている「走れるひとびと」から、このところ私のもとに感謝の声が寄せられるようになり、驚いております。どんな感謝の声かというと
もものマークのポケットワセリン、マラソンのときに超役に立ちました!!
という意外なお言葉。え?そうなの??
走れない人種である私には、思いもよらなかった、ポケットワセリンの活用法、さてどんな風に役立ったのでしょうか。
ポケットワセリン活用事例① 股ずれに効く!
まず、喜びの声として寄せられたのがこれ。
走る前に太ももに塗っておいたら、股ずれでヒリヒリしなかった!マラソン後の温泉もしみずに入れて幸せ♡
考えてみると、ハーフやフルでマラソンを走るってことは、何度も何度も何度も何度も同じ動作を繰り返すってことでもあります。
何千回のオーダーではなく、何万回のオーダーで。
擦れ合う場所、例えば、太もも、脇などが、それだけの回数摩擦されるわけで、そりゃ擦り傷になっても不思議はありません。
太もも、脇以外には意外なところで男性の『乳首』も、マラソン擦り傷の好発部位のようです。女性はスポーツブラをするけれど、男性はしませんから。
このような「擦れ合う場所」にあらかじめワセリンを塗っておくと、滑りが良くなります。結果、肌のダメージも軽く済むのでしょうね。
ポケットワセリン活用事例② 靴ずれ、底マメに効く!
次に寄せられたのが、こんな声。
外反母趾が当たるところに塗って、10年以上走ってて生まれて初めて水ぶくれが回避されました!
外反母趾、とは長年の靴の圧迫などで足の親指が外側に曲がってしまい、親指の根元の骨が内側に飛び出してしまう状態です。ゆえに、飛び出したところに靴擦れを起こしやすくなります。
外反母趾でなくても、指や足裏など、もともと魚の目やタコができやすいところは「当たりやすいところ」。日常生活でもすでに角質が固くなっていることが少なくありません。それがマラソンで何万回と打ち付けられれば、マメになるのも無理はありません。
ワセリンを塗ることで角質に油分が補給され、柔らかくなります。柔らかくなると、その分当たったときの衝撃が和らぎ、角質下の組織が受けるダメージが軽くなるはずです。
足に合った靴を選び、靴紐をしっかりと結ぶなど、靴の面からの予防はもちろん大事ですが、併せて、足の皮膚の固くなりやすいところをワセリンでケアしておくと、マメの予防に力を発揮してくれることでしょう。
ポケットワセリン活用事例③ 顔の乾燥に効く!
リップクリーム代わりにワセリンを使ったら、マラソン後の唇のひびわれに見舞われずにすみました。
特に冬場のマラソンでは、寒風吹きすさぶ中長時間走ることになります。
顔の中でも、鼻、頬、唇などの「出っ張っているところ」は冷たい風にさらされてカサカサしやすい場所でもあります。
また、耳は特に外に向かって飛び出しているので、冷えやすく、実はしもやけになりやすいパーツです。
走る前にこういった場所にワセリンを塗っておくと、保湿・保温効果でトラブル回避につながるのではないでしょうか。
ポケットワセリン活用事例④ 花粉症に効く!
このブログでも取り上げましたが、ワセリンは、手軽に花粉症の症状を和らげてくれます。
https://teshima-hifu-keisei.com/blog/hayfever-petrolatum/
マラソンの最中は、血中のアドレナリンも上昇しているはずなので、リラックスしているときに比べると花粉症の症状は出にくいはずです。とは言え、花粉症の症状の程度は人それぞれ。目のかゆみや鼻のムズムズが気になるなら、上の記事を参考に、目の周りや鼻の穴にヌリヌリするのがおススメです。なんと言っても、カネも手間も大したことない、その割に効果的なのがこの方法の良いところです。
ポケットワセリン活用事例⑤ 嬉しい使用感!
ワセリンであれば、どれであっても上に挙げた①~④の効果は期待できます。
ここでは手前味噌ですが、『もものマークのポケットワセリン』をお勧めする理由をいくつか。
ポケットワセリンの中身は、酸処理を伴わない精製方法で不純物を除去した、純度の高い白色ワセリン。使ってみるとわかりますが、油臭さが無く、伸びがよい仕上がりになっています。肌に乗せる際、べたつきなどの不快感が、ワセリンのわりに少ないのがよいところ。
また、ワセリン愛用者の私がこだわったのが、絞り出し口の口径と、チューブのサイズ。
ボトルタイプのワセリンって、どうしても出し入れする口の周りがベタベタとして、ほこりなどが付いてしまいがち。それに、指に取る量も調節が難しいなあというのが、以前自ら使っていてのプチストレスでした。
ポケットワセリンのチューブは、口径が絶妙で、多すぎず少なすぎず、ちょうどいい感じに出てきてくれるので、そういった煩わしさとは無縁。
マラソン前の準備で忙しい時にはそういう些細な使い勝手の差が、意外と有効なのではなかろうか、と思います。
もともとワセリンを愛用しているマラソンランナーの方は、レースの際、自宅にある大きめワセリンボトルから、100均などで購入した小分けのクリームケースに移してワセリンを持参するという話も聞きます。
ポケットワセリンであれば、カバンに入れても邪魔にならず、持ち運びしやすいサイズのチューブなので、荷造りの際のひと手間から解放されるのではないでしょうか?
チューブの作りも丈夫なので、よほどの重さが加わらなければ、壊れる心配もありません。
私自身は、走ると転ぶがセットのような残念な仕様の人間ですが、マラソンを愛する皆様のQuality of running lifeが、より快適になる手助けができたなら、こんなに嬉しいことはありません。
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