我が家のイタルトコロにスタンバイしている白色ワセリン。持ち歩くときに重宝するのが、チューブタイプのワセリンです。特にお気に入りなのが大洋製薬のワセリンHGチューブ。
気に入っている理由は、絞り出し口のサイズ。直径2㎜くらいの口径が、指先にちょこっと取るのに程よいのです。
出先で唇や指がカサついた時、このチューブからワセリンを取ってササッと塗り伸ばす。いわゆるクリームの「しっとりつるつる」ではなく、薄い膜が出来て肌を守ってくれる感じです。私は、このあっさりした感じが好き。
でも、手荒れの患者さんにワセリンを勧めても「ワセリンですか?アレ、べたつくのがちょっと…」と断られることが少なくありません。そんな、べたつきが気になるあなた、こんな使い方はいかがですか?
指や手は「ワセリンワックスがけ」でさらっと守る
まず、指先にほんの少しワセリンを取り、塗り伸ばします。これだけだと、確かにテカテカベタベタして、触ったものにも油染みが付いてしまいます。
なのでこれを、柔らかいキッチンペーパーで拭き取ります。イメージとしては、ワックスをかける感じ。
すると、テカリが減ってさらっとします。
「それじゃあ油が消えて意味ないんじゃない?」と思いきや、この指を水で濡らしてみると…ちゃんと水を弾いてくれます。
まさに、ワックス掛け後の車と同じ(笑)
患者さんに説明するときには使い捨てのペーパータオルを使いますが、プライベートでは裏ガーゼのタオルハンカチを愛用しています。
拭き取りの手間って、慣れると全然気にならないし、それこそ慣れるとワセリンを出し過ぎることもなく、ほとんど拭き取りの手間いらずのジャストな量を出せるようになりますv(^-^)v
べたつきがキライとワセリンを敬遠していらっしゃるあなた。もったいないかもしれませんよ?
クリニックオリジナルチューブのワセリン、近々登場!
ちなみに、大洋製薬のワセリンHGチューブの使い勝手が好きすぎた私、もっと持ち歩きに便利なサイズが欲しい!の一心で、クリニックオリジナルチューブのワセリンまで作ってしまいました。
それがこちら
もものマークのポケットワセリン
(2018年11月20日販売開始)
従来の60gチューブよりもコンパクトな、長さ約12センチ。
このワセリンをポケットに忍ばせて、指先の乾燥する季節の「ワセリンワックスがけ」、どうぞお試しください。