こんにちは。
もものマークのクリニック院長てしまです。
私、自他も認める末端冷え性です。
なので
素足にサンダルっていうことは夏場でもほとんどありませんし
ストッキングにパンプスというのも極力回避したいスタイルです。
とは言え
あらたまった場では
さすがにある程度シャレオツな足元で過ごしたいわけです。
学会を控えた先日
しばらくぶりにいきなりパンプス履いて
何らかの足トラブルに見舞われないわけはない
と思い立ち
休日に、フラットなパンプスを履いて予行演習いたしました。
そしたら案の定痛くなったわけです
ここが↓
明らかに靴擦れです。
こんな風に
まだ赤いだけ
あるいは
水ぶくれになりつつあるけれど破れてはいない
という初期の時点で
先手を打って保護しておくのが非常にダイジ!
保護してあげると
靴による摩擦が軽減して
そのままで置いておくより皮膚の傷害が軽くて済みます。
また
水ぶくれが破れてしまうと
水疱内に雑菌が入り
感染症状を起こして周りが腫れてくることがあるからです。
普通のガーゼ付き絆創膏も悪くありませんが
もっとおすすめなのが
ハイドロコロイド絆創膏
有名なキズパワーパッドシリーズには
靴擦れに特化したものもありますが
この時私がドラッグストアで購入したのは
お店のプライベートブランド商品。
これを、赤くなっているところに貼ります。
ハイドロコロイドは、通常1日1回の交換を勧めている私ですが
靴擦れで、破れていない水ぶくれの悪化の予防で貼った時は
むしろ2,3日そのままでいた方が良いと思っています。
ハイドロコロイド貼りっぱなしによるトラブルのひとつが
あせも
なのですが
大人の足のこの場所はめったにあせもができません。
すなわち、貼りっぱなしのリスクは低い。
また
破れていない水ぶくれに貼っているので
基本、ハイドロコロイドと皮膚との間に浸出液は溜まっておらず
ハイドロコロイドが水ぶくれの膜にぴったりくっついてしまっている可能性が高い。
すなわち
ハイドロコロイドを剥がすと
水疱膜もぺローンと向けてしまう可能性が高い
靴擦れができた翌日くらいでこれをやると
水ぶくれの中でまだ上皮化が完了していないので
ヒリヒリ痛いはずです
そこを、2,3日待ってから剥がせば
ある程度治癒過程が進行して
うっすらと上皮が張っている(つまり、弱弱しいながらも傷は治っている)ことも多いので
ヒリヒリ感はかなり軽くて済みます
これからの季節
素足におニューのサンダルとか
お祭りで浴衣に下駄とか
就活で固いパンプス履いて歩きまわるとか
何かと靴擦れしやすいイベントがあるのではと思うので
化粧用ポーチに数枚忍ばせておくと
とっても便利だと思われます。
ちまたでは
「カバンに入っていると女子力が高いと思われるアイテム!」
として絆創膏が挙げられるそうですが
[こんな記事]とか
女子力とかそういう外からの評価はどうでもよくてですね
自分の足は自分で守ろう
って話でございます。
あ、でも
デートでオシャレしてきて
靴擦れで足がいたくなっちゃった彼女に
「これ、使う?(`・ω・´)キリッ」
なんつってキズパワーパッド出したら
ポイントかなり高いんでない?男子諸君。
今年の夏は
絆創膏女子ではなく
キズパワーパッド男子
で売りだしてみたらいかがでしょう?Johnson&Johnsonさん。
ダメ??